• INTERVIEW
  • 2019.10.25

相馬トランジスタ初監督作「誰にも会いたくない」上映会バスツアーに、てつや・へきほー・わきを・雨ちゃんら参加!舞台挨拶レポート

YouTubeチャンネル「へきちゃん☆トラちゃん」のメンバーとして活動する動画クリエイターの相馬トランジスタが、初監督を務めた映画作品「誰にも会いたくない」の上映会バスツアーが10月5日に開催された

同バスツアーは、大阪府・新大阪駅から出発し、滋賀県彦根市「ひこね市文化プラザ」にて、「誰にも会いたくない」と相馬トランジスタ映画初出演作品「饗(おもてなし)」の2作品を鑑賞。その後、宴会場へと場所を移し、「誰にも会いたくない」に参加したクリエイター陣、スタッフらと食事を楽しむことができるというもの。

また、「誰にも会いたくない」と「饗(おもてなし)」の同時上映前に行われた舞台挨拶には、相馬トランジスタのほか、金森正晃監督、わきを、「へきちゃん☆トラちゃん」のへきほー、主演のたなか、「ガーリィレコードチャンネル」のメンバー雨野宮将明、「東海オンエア」リーダーのてつやが出席。撮影エピソードや次回作についての話を展開した。

キャスト陣に拍手 「誰にも会いたくない」を滋賀県・彦根市に選んだ理由は?

ステージ上にキャスト陣および監督たちが登場すると、客席からは拍手が巻き起こった。

映画を観るのが恥ずかしかったと話す監督の相馬は、作中のお気に入りのシーンについて聞かれると「カロムで遊ぶめちゃくちゃ長いシーンがあるんですけど、意地になってずっと(カメラを)回していたら、一番おもしろかった」と、本編の舞台にもなった滋賀県・彦根市で、戦後から親しまれているカロムと呼ばれるボードゲームで遊ぶシーンをチョイスした。

同市には思い出があるそうで、わきをは「演技指導でマーキュリーって人が見てくれたんです。テツヤがフルメイクしていて、俺もフルメイクして、散歩していたんですよ。町の人達はどんな反応するのかなと思って、ワクワクしながら歩いていたんですけど、警察も町の人もみんなスルーして『えっ?』ってなったのが思い出です」とトークを展開すると、雨野宮は「そもそもあの町が妖怪の町なんだよね。俺も魚屋さん行ったら『あらお祭り?』って。だから町の感じもよかったですよね」と同調。

これを聞いた相馬は「コミュニケーションが苦手な人たちが集まる場所が作品に出てくるんですけど、それが本当にあるんですよ。リアルにある場所をテーマにして撮影した方がいいんじゃないかと思ったんですよね」と舞台に選んだ理由を説明した。

特殊メイクに苦労 ピッタリの配役に満足感

同作には、特殊メイクを施したキャスト陣が登場する。てつやは「息を吸う穴が3つしか無い!時間がかかるから順番に(メイク)して、終わった後に出番まで2時間待ちですって言われて、ずっとシュコーシュコーしてた」と回顧。さらに「出てないようなもんなんですよね。出てるんですけど、言っちゃえば出てないんですよ。全面特殊メイクで一切顔が出ないというキャスティングを聞いた時に(特殊メイクだったら)出たいと思ったんです。そんな無駄遣いしてくれるんだと思って、嬉しくなっちゃったんです」とオファーを受けた理由を明らかにした。

てつやの演技自体も好評だったようで、相馬は「金森監督と話した時に撮り終わるたびに『みんないいんだけど、てつやはやばいね』って」と告白。金森監督も「喋ってないのにアレだけ引き込めるって…。訓練とかしてないよね?」と問いかけていた。

そんなてつやを選んだ訳について相馬は「無口で何も喋らない、のっぺらぼうの配役を考えていたんですけど、『これ、てつやだったら面白いんじゃね』と思って、一応お願いしたら、出てくれたんです」と振り替えると、てつやは「映画に出るんだったら基本的に役者さんとかがいいわけじゃん?YouTuberだったらファンの人が見てくれると思ったんだけど、顔と声全部出ない。本当に誰でもいいじゃん!って(笑)。ワンセリフだけあったけど」とツッコミ。それに対し相馬は「沖縄国際映画祭でも、そのワンセリフのシーンだけで大爆笑でしたね。みんなこれグッと来るわと思ってたんだけど、笑うところじゃないのに、てつやが弾けて声を出すもんだから」と思い出を口にしていた。

一方、カッパ役で出演したわきをについて相馬は「わきをピッタリなんですよ。見てくれたら分かると思うんですけど、すごく重要な役でね。誰にするか悩んで、『わきをかー・・・わきをだよねー』って」とキャスティングした理由について明かした。続けて、「自画自賛すると、この映画は、配役だけは超ぴったりだから。リアルなんですよね。主人公の人が居て、お友達を作っていく話しなんですけど、最初はみんな初対面なので仲良く無いじゃないですか?でも、撮影していく中でだんだん仲良くなっていくのと、作品内で仲良くなっていくのがリンクしていて、凄いリアルな感じになっていくんですよ」と紹介した。

そのほか、同作には共同監督を務めた相馬自身も出演している。相馬は「監督っぽい感じで『もうちょっとこうしてくれた』って言って、いざ自分がやってみて、『俺、こんなに下手だったんだ』って。酷かったよね?一瞬しか出てないんですけど、もう見たくないです。棒読みだったので、みなさんすみませんでした!」と笑いを誘っていた。

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