挑発を繰り返すシバターと漢
シバターの漢への反論動画
しかしシバター氏にも言い分があります。
動画で釈明したところによると、漢氏のことをまずしらない、出演料が安すぎて番組に出演するメリットがないということ。お金に困ってなければ、ヒップホップにも興味がないシバター氏はたかが数万円のギャラでYouTubeで売れるノウハウを語るのに躊躇したようです。
そんなわけで返事をしなかったようです。
動画でシバターにお返しする漢
ギャラの少ないことを言われたので漢氏もスイッチが入ります。協賛金を集めたので格闘技バトルをしないか、という話を持ち掛け現金4500万円を用意した動画を投稿します。(動画にはなぜかヘキトラハウスもうつっています)
こうした連日の挑発合戦が両者のファンを煽り、騒動が大きくなっていきました。
シバターが漢を挑発するラップを制作
ついには自分を煽ってきたことに対する回答として、シバター氏は漢氏の土俵であるラップで彼を否定する動画を投稿しました。
ヒップホップ文化全体を「ダジャレ」とバカにして漢氏を徹底的に挑発します。
これがのちに事件に発展してしまうのです。
シバターvs漢 両者のディスり合戦の結末は
漢は謝罪も
話が大きくなってきた漢氏はYouTubeのいざこざにはすべてヤラセであり、台本があるというルールを知らずに「リアル」にビーフをしかけてしまったことを反省する動画を投稿しました。
彼自身はリアルで相手をビーフする土壌で育ってきました。
台本通りに揉めることもふくめてエンタメだというYouTube界における暗黙のルールを理解していなかった自分に非があることを謝罪。
ただし、自分をバカにするだけではなくヒップホップをバカにするラップを作ってしまうとヒップホップ側の土俵に立ってしまうのでやめたほうがいいと言い残し、シバターへの最終回答をしたのです。
(ヒップホップは平気で刺されることも)
ヒップホップファンに襲撃されるシバター
その相手の土俵をバカにしたことがきっかけで、実際シバター氏に災難がふりかかりました。ヒップホップ好きの若者を怒らせてしまったのです。
シバター氏のパチンコ営業中に、怒った若者が収録中のシバター氏に絡んでくる事件がおきました。
収録中ということもあり、シバター氏もいさめていましたが、一歩間違ったら大きなトラブルになっていたかもしれません。
シバターは漢とHIPHOPファンに全面的に謝罪
事の重大さに気づいたシバター氏はふざけたラップ動画の3日後の2017年7月17日、一連の騒動を謝罪。
まとめると
- ・(漢氏に対し)大人な対応をしてくれてありがとう
- ・ヒップホップはプロレスで否定しただけ(演じていた)
- ・ヒップホップ業界の認識不足だった
このように謝罪しました。
その上でそれ含めてエンタメとして楽しんでほしいという忠告もわすれませんでした。
彼がここまで平謝りするのは珍しく、コメント欄には
パチンコの営業に障害が出たんだろうな
という書き込みが見られました。
こうしておよそ2週間続いたYouTube界のビーフ合戦は一抹の決着を見せたのです。