七瀬タクファーストライブ『オオゾライロ』が開催
8月17日、秋葉原エンタスにて「七瀬タク 1st Anniversary Live 『オオゾライロ』」が開催。バーチャルシンガーの七瀬タクのほか、ゲストとしてふくやマスター(MC)、ひま食堂の蒔田陽丸と楓山蓮太、ミカ・エルハインド(ダンテズピーク)、皇噛ユカリ(METEO)が参加した。
一曲目からオリジナルソング「オオゾライロ」を披露
ライブの開幕は、七瀬タク初のオリジナル楽曲「オオゾライロ」、そして菅田将暉の「さよならエレジー」を続けてソロで歌唱。その後のMCに七瀬とふくやマスターが登場した。観客とのやり取りで盛り上がるなか、七瀬は「台本は無視だ、無視。言わせてほしい。『オオゾライロ』をド頭に持ってきて、1曲目だし、イケイケの曲だし余裕だわって思ってたんだけど、開演前はめちゃくちゃ緊張したし、歌い出して無事に終わったんだけど、めっちゃ泣きそう」と心情を吐露した。
また、ふくやマスターから「ライブのタイトルの曲は一番最後に持ってくるものだと思うんですよ。頭に持ってきて大丈夫?」と聞かれると、七瀬は「セットリストはおれが考えたんだけど、『タイトルをオオゾライロにしちゃえー、1曲目にもするぞー』って、後のことなんも考えてないね」と明かして会場を驚かせた。
ライブならではの七瀬タクとゲストによる歌とトーク
ゲスト一組目はひま食堂の蒔田陽丸と楓山蓮太で、七瀬と歌うのはアニメ『血界戦線』のエンディングテーマでもある「シュガーソングとビターステップ」。アップテンポでポップな曲を3人で歌唱した。この曲を2人に歌ってもらった理由について、七瀬は「(ひま食堂の)イベントを見て、この2人は盛り上げるのが上手だぞ、ということで」決めた、と語った。
ゲスト二組目はミカ・エルハインドで、七瀬と2人で背後に映った花火とともにDAOKO×米津玄師による「打上花火」を歌唱。夏らしさが意識された選曲となった。ミカから選曲の理由を聞かれると、七瀬は「前に2人で一緒に歌ったときに、きれいなハーモニーができたと思った。じゃあ、もっと繊細な曲を2人で一緒に歌ってすてきな時間にしたいというのと、時季もあったからね」と答えた。加えて、ミカは「これをカラオケで一緒に歌ったタクちゃんとどういう風に重なっていくのかなと想像しただけで胸が躍った」と振り返った。
ゲスト三組目は皇噛ユカリで、七瀬とともにシドの「妄想日記」を披露。少しダークなヴィジュアル系の楽曲を2人で歌唱した。ヴィジュアル系好きということで2人は共通点があり、今回の「妄想日記」について七瀬は「誰と歌うんだといったら皇噛ユカリしかいねーなと思って。今日、実際に合わせてみたらすげーよかったの」と喜びを伝えた。
七瀬からの重大発表として、新3D衣装が披露された。白いTシャツの上に青の上着を羽織り、ダメージパンツを履いたラフな新衣装。観客たちによる撮影タイムが設けられて、七瀬はポーズを取ったり、一周回転してみせたりとアクティブに動いてみせた。
再びソロになり、七瀬曰く「スピード感のあるコテコテのヴィジュアル系」という第2弾のオリジナルソングとシドの「嘘」を歌唱。新曲のオリジナルソングを歌い終わり、観客たちから歓声が上がった。こちらは、まだ95%ほどの完成度ということで、ライブでしか聴けない特別版のパフォーマンスとなった。1
ライブのトリには、七瀬とゲスト全員が集結し、ZONEの「secret base~君がくれたもの~」が歌われた。こちらも出演者の背後にカラフルな花火がいくつも上がり、夏らしい季節感が詰まったフィナーレとなった。
ライブ後には、特典チケット購入者のみが参加できる「1対1おしゃべり&チェキ撮影」も行われた。