新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、不要不急の外出自粛が浸透しない日本に対して海外から「認識が甘すぎる」と指摘されている。そんな日本の若者へ、YouTuber Chiakiら海外在住の日本人が注意喚起。国内でも外出自粛の声が広がっている。
海外に住む日本人の生の声 Chiakiから日本の若者へ注意喚起
Chiakiが日本の若者へ注意喚起「家にいること」「広めないこと」
イギリスに住みながら客室乗務員をし、海外経験をYouTubeに投稿するChiakiが、日本の若者に注意喚起した。
今の日本はヨーロッパの1カ月ちょっと前と同じ状態だという。自粛要請されても不用な外出をしたためにウイルスが広まり、ロックダウンしてしまった。今は不用な外出をすると1万円弱の罰金を取られる状態だ。
自粛しないせいでロックダウンの期間が増え、規制がどんどん厳しくなる。日本が同じ道を進まないよう、動画を投稿したという。
感染リスクの高いCAだから言える「予防の大切さ」
https://www.youtube.com/channel/UCLXo7UDZvByw2ixzpQCufnA
感染リスクの高い職業であるCAの仕事をするChiakiだが、仕事ではマスクと手袋を付け、何かを触った時や食事をする前には手を洗うよう心がけ、現時点で友達の感染は確認されていないという。
Chiakiは手を石鹸で20秒間洗うことが大切だといい、それを証明する動画「How soap kills the coronavirus」を紹介した。日本語対応していないが、図と実験映像で分かりやすくなっている。
海外チームに所属するサッカー選手からも日本へ注意喚起
本田圭佑が「日本だけが世界で割と普通に生活している唯一の国という不安な状態」とツイートしたが、それが海外から見た日本だ。本田圭佑は「家にいる」という意味を理解できるよう、参考サイトを紹介した。
コロナウイルスの急速な拡大について凄く分かりやすい記事とシュミレーションなので、まだ「家にいろ」意味が分かってない人は一度でいいので読んでみてください!#拡散お願いします https://t.co/MAaaA93fTx
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) March 29, 2020
また、スペインからは柴崎岳、岡崎慎司、イタリアからは冨安健洋が、日本でも同じことが起こらないよう、Instagramにメッセージ動画を投稿している。
感染拡大を目の当たりにしている海外選手の生の声は軽視できない。
YouTuberも外出自粛を呼びかける動きに
影響力のあるYouTuberが自粛を呼びかけた
ヒカキンが動画「若いみんなへ、ヒカキンより。」を投稿したのに対し、小池知事がTwitterで感謝を述べた。
これを受けてか、キッズの支持層の高いヒカキンとは別の広い支持層を持つ江頭2:50が自粛の呼びかけをしたらという意見が浮上した。
江頭2:50は「自粛」の言葉は使っていないが「コロナに負けるな。みんな本当に気をつけろよな。」とツイート。フワちゃん、えっちゃん、カンタも外出自粛を呼び掛けた。
コロナに負けるな。
みんな本当に気をつけろよな。— 江頭2:50 bot (@ega__250_) March 30, 2020
みんな家にいよ!!!!!テイラースウィフトもビリーアイリッシュもフワちゃんも言ってる
— フワちゃん FUWA (@fuwa876) March 30, 2020
自分がかかるのももちろん怖いけど、人に迷惑がかかると思って外に出るのを控えよう?もし自分がなったら自分の身の回りの大事な人にも移る可能性がある…
— えっちゃんねる?ボンボンTV (@ecchan_bom2) March 30, 2020
開催予定だったトークライブや他のたくさんのイベントもなくなってしまったけど。今は家にみんないましょうね。
未来にはもっともっと楽しいことやワクワクできることがあるので。どうか少しでも手洗いうがいとかマスクとか小さな努力重ねましょう。よろしくお願いします!
久々にリプ返開始ーー! pic.twitter.com/Yfz5OCuFZR
— カンタ(水溜りボンド) (@kantamizutamari) March 29, 2020
ヒカルは動画の冒頭で、ゆゆうたは歌でメッセージを
影響力のあるYouTuberと言えば、ヒカルも外せない。ヒカルは「今日の動画からしばらくの間、冒頭にコロナウイルスに関する注意喚起を差し込むことにしました。」とツイート。本気で作ったずっと残る動画作品に動画と関係ないのを入れるのは悔しいが、今はそんなことを言っている場合ではないと決断したようだ。
また、ゆゆうたは「【コロナウィルス】日本が少しでも元気になってほしい歌【ゆゆうた】」と、得意の音楽でメッセージを送った。
アバンティーズはテレワークYouTuberに、ライブ配信を行うYouTuberも
アバンティーズは動画「テレワークYouTuberになります。」を投稿。それぞれ自宅からビデオ通話で動画を撮るというリモートワークに挑戦中だ!
動画の概要欄では、「感染拡大を防ぐ重要性を若い視聴者に伝え、正しい行動を身をもって示すことが必要」と、日本のYouTubeクリエイターに訴えている。
また、家で過ごす人のために、フィッシャーズほか、多くのYouTuberがライブ配信や動画投稿を行っている。
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