YouTubeが、視聴者から提供の字幕翻訳機能を終了することを発表した。世界中で楽しまれているYouTubeが、言語の壁を超えて楽しめるツールとなっていた字幕翻訳機能が終了するとのことで、どういうことなのか詳しく紹介している。
YouTube 視聴者提供の字幕翻訳機能を終了 これまでの字幕の付け方や機能について
YouTube 視聴者提供の字幕翻訳機能を終了
引用:9月28日YouTube、視聴者による字幕翻訳機能終了、その対案は?
YouTubeが、 視聴者提供の字幕翻訳機能を終了することを発表した。視聴者への翻訳依頼機能は視聴者が動画のタイトル・説明欄の翻訳及び字幕を追加する機能で、世界中のユーザーが自国の言葉で世界中の動画を楽しめるということに役立ってきた。
しかし今回そのサービスが終了するとのことで、ネット上で困惑や反発の声が広がっており、世界中の人が意見している。
YouTube 視聴者提供の字幕翻訳機能とは
9月28日YouTube、視聴者による字幕翻訳機能終了、その対案は? https://t.co/6GdW0GMzo5 pic.twitter.com/HXVoPIju8A
— PR TIMESテクノロジー (@PRTIMES_TECH) September 10, 2020
視聴者提供の字幕翻訳機能とは、それぞれのYouTubeチャンネルのクリエーターがYouTubeにアップロードした動画に対し、字幕を翻訳できる視聴者が作成し、付与できる機能となっている。
この機能により、日本人が英語の動画を日本語字幕で楽しめたり、フランス人が日本語の動画をフランス語で楽しめたり、世界中の架橋になることに役立ってきたのだ。
YouTube 視聴者による字幕の付け方や精度は
YouTubeの字幕の翻訳に協力する機能が廃止になるのか。残念だけど、字幕の翻訳で協力するのって結構労力いるから使用頻度が低いのはしょうがないのかな/2020 年 9 月 28 日をもって、すべてのチャンネルで視聴者への翻訳依頼機能が終了します。https://t.co/8iu8esiYi2
— きりしま 11 Pro (@ReiKirishima) September 9, 2020
視聴者による字幕の付け方は、クリエーターがタイトル、説明、字幕を投稿できるようにするに視聴者への翻訳依頼を有効にしておくことが必要である。
視聴者は有効になっている動画のタイトルや説明、字幕を翻訳し、投稿することができる。精度は自動で翻訳するよりも人間的で、わかりやすいものとなっていることが多い。
YouTube 視聴者提供の字幕翻訳機能終了理由や今後の対策などは
YouTube 視聴者提供の字幕翻訳機能終了理由は
Youtubeが字幕翻訳機能廃止まじかと調べたら、どうやら9月28日終了するらしい。
その理由は利用者の低さと、スパムと嫌がらせ問題が多発という。
どうやら終了が気付いていなかったし、寂しくなってしまうと思う— ハヤテ (@hayate_noris) September 4, 2020
視聴者提供の字幕翻訳機能終了する理由としては、機能廃止の理由は、利用率の低さと、スパム行為の多さだ。
YouTubeは、「視聴者への翻訳依頼はコミュニティ主導で大きなスケールを活かして質の高い翻訳をクリエイターに提供することが当初の目的でしたが、期待に反してあまり利用されず、その割にはスパムと嫌がらせ行為の報告が絶えませんでした。」と説明している。
実際に視聴者から提供された字幕を公開したチャンネルは0.001%未満というデータが出ている。
YouTube 視聴者提供の字幕翻訳機能終了 今後の対策は
引用:9月28日YouTube、視聴者による字幕翻訳機能終了、その対案は?
視聴者提供の字幕翻訳機能が終了することに対して今後の対策は、クリエイターが直接字幕ファイルを制作し、手動でアップロードする方法があるという。
しかしこの機能は非常に時間がかかる上、クリエーターの負担も相当なものになると予想される。そのため、YouTuber向け翻訳字幕サービス「JAMAKE」などの翻訳サービスなどを使うろいう対策が用意されているそうだ。
YouTube 自動翻訳等他の機能はそのまま継続
引用:9月28日YouTube、視聴者による字幕翻訳機能終了、その対案は?
また、自動翻訳等他の機能はそのまま継続される。しかし、YouTubeがAI音声認識機能を利用し動画の音声をリアルタイムでテキスト化する機能のため、どうしても正確性に欠ける部分がある。
不自然な翻訳で意味がわからない部分がでてきてしまうことが欠点であり、視聴者側も使う人は少ないであろう。
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