失敗・借金・会社倒産の危機・・・DJ社長は「超」苦労人だった!
DJ社長が「社長」になるまで
先にもご紹介したが、DJ社長は会社を設立するための資金集めであるパーティ・イベントで成功し、イベント会社である「株式会社PARIST」の社長となった。
しかし、もちろんそれまでは失敗の連続であったそうだ。小規模なパーティは成功するが、収容人数を増やしても人が集まらず、赤字が続きサラ金・友人・知人などにもお金を貸してもらいながらイベントを開催することもあったとか。
しかし「何がいけないのか、そしてどうすれば結果を残せるのか」ということについて寝る間も惜しんで勉強をした結果、最終最後には地元福岡で数千人規模の大イベントを成功させる有名社長へと成長を遂げたのだった。
凄い詐欺に遭い、資金が底を尽きる
もちろん、彼の性格をご存じの方なら誰でもお分かりいただけるだろう。開催するイベントは全て大成功、そして大量のスタッフを抱える組織のトップに君臨したDJ社長は、もちろん「超天狗」になってしまった。
その時、他にも色々な事業に手を付けていた社長だが、その中のいずれかで「凄い詐欺」に遭ってしまうことに。
出典:YouTube.com
しかも、奪われたのはちょっとやそっとの金額ではなく、その当時経営していたBARの運営資金やスタッフたちの給料など、つまり会社を回すお金全てを詐欺により持っていかれてしまったのだ。
有名になるべくDJ活動を開始
このままでは資金繰りができず、会社が倒産してしまう。
DJ社長は単身資金繰りをするため東京へ。
最初は借金を返すために借金を繰り返していたがそのままでは自転車操業。いつまで経っても根本的な解決には繋がらないと再び大規模のイベントを開催すべく大量の資金を借り入れるも、敢え無くイベントは大失敗に終わり借金は更に膨れ上がってしまった。
数千万の借金を抱え、さすがの社長も「人生終わった」と一週間近く落ち込んでしまうことに。
しかし、ちょっとやそっとのアルバイトでは返済できるがくではない借金を返すには「もう、有名人になるしか無い」という考えから社長は趣味であったDJで有名人になることを決意したのだった。
出典:YouTube.com
「レペゼン地球」結成へ
もちろん、あんな度肝を抜くようなパフォーマンスが受け入れられるわけもなく、DJ活動当初は色々な人達から「あんなのDJじゃない」「箱のイメージが壊れる」などかなり叩かれていたとのこと。
しかし、「悪い意味でも話題になればこちらの勝ち」だと、更に有名人になるべく多くの若者が利用しているTwitterでの動画パフォーマンスも開始。DJ社長のお家芸でもある「テキーラ一気飲み」は、YouTubeではなくTwitterで誕生したそうだ。
そして、そこから少しずつ人気が出始め、最終的には相手側から出演のオファーが来るまでの有名人に成長。同日に複数のイベント会場からのオファーを受けるため「自分と同じく気が狂ってる知人」からDJふぉい・DJ銀太を誘いグループを組むことに。
これが「レペゼン地球」誕生の瞬間である。
YSPで一躍人気DJ軍団に!
暫く辛い時期が続いたが、どんどんと人気が出始めようやくギャラも貰えるまでに知名度が上昇したレペゼン地球。かなりの色物であったことから彼らの存在を煙たがるDJも多かったようだが、ある日突然「YSP」という曲が大ヒット。(悪い意味ではあるが)更にレペゼン地球の名前が知れ渡ることとなった。
その後も苦労は続くが・・・
しかし、もちろん「誰もが知る人気アーティスト」というわけではないため、クラブではなくライブハウスでのツアーを行った結果、チケットが完売する会場もあれば少ない所では10人・20人程度しか集まらないというなんとも言い難い結果に。
しかし、DJ社長が社長になるべく初めて行ったパーティに集まった人数は50人。そこから100人・200人と着実に人数を増やしてきたのだが、現在は「遊びに来てね!」とわざわざ電話やチケットを手売りしながら宣伝をしなくても「レペゼン地球がライブをする」という情報を聞きつけて多くの人達が自分たちに会いに来てくれるということに感動し、そこからライブを中心に活動を開始。
そしてTwitterへの投稿、更に現在の彼らが有名になるきっかけとなったYouTubeへの投稿を始め、現在に至るそうだ。
DJ社長の会社の話がすごいだけではない!?
ここまで、DJ社長が会社を作った時の苦労話やレペゼン地球の結成秘話などについて紹介したが、この動画での一番の見所は「ラストの10分」である。この最後の10分が多くの若者の心を動かし「感動した」と言わせた「好きなことで生きていくためについての話」なのだ。
もちろん、社長の現在に至るまでの話も大変面白いため一度はご覧になっていただきたいのだが「見るのがめんどくさい」「時間がない」という方は是非この最後の10分間だけでもご覧になることをおすすめする。
この最後の10分間については、文字やではなく是非動画をご覧になって内容をお確かめいただきたいので、多くは語らずに締めとさせていただく。