2017年末に誕生したVTuber「富士葵」。歌がうまいことで有名だが、少々時代を逆行するキャラクターデザインが「惜しい」と言われ続けていた。
そして、大幅なモデルチェンジをするべくクラウドファンディングで寄付を募り、2018年4月26日にとうとう生まれ変わった新モデルがお披露目された。
果たして、生まれ変わった葵ちゃんへのファン達の反応は・・・?
新モデルになった富士葵ってどんなバーチャルYouTuberなの?
出典:prtimes.jp
富士葵(ふじあおい)とは、2017年12月に誕生したバーチャルYouTuberである。17歳、高校生の女の子で「キミの心の応援団長」がコンセプト。落ち着いた雰囲気そうに見えるが、ガニ股でダンスを踊ったり目を高速でぐるぐる回す変顔など、かなりカオスなキャラクターが話題となったVTuberのひとりである。
デザインが・・・・残念?
富士葵の最大の特徴は最初にもご紹介した「時代を逆行するキャラクターデザイン」。現在活躍中のVTuberと比べると、少々芋っぽい雰囲気が印象的である。このデザインが賛否を呼び「このデザインだからこそ好き」というファンもいたのだが、やはり「もっと現代風のデザインになれば人気になるのに・・・」と残念がるファンも。
葵ちゃんは、VTuberの中でもトップクラスの歌唱力を持っており、歌ってみた動画はいつも高評価、そして絶賛コメントの嵐。しかし、デザインが原因で動画を見てくれる人が少ないと感じ「折角歌がうまいのに見てもらえないのは残念」と、彼女のモデルチェンジを望む声は更に大きくなることとなった。
富士葵 新モデルまでの道のり
クラウドファンディングで寄付集め!予想外の寄付金が!?
2018年1月、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、視聴者からのサポートを募り富士葵の大幅モデルチェンジすることを発表。最低目標額は1000万円に設定していたのだが、クラウドファンディングを開始してたったの約10日で1000万円を獲得、そして最終的にその倍である2000万円以上の寄付を獲得することに成功した。
「本当に1000万も必要?」疑問の声から炎上へ
しかし「本当にモデルチェンジだけで1000万円もお金がかかるのか」と、視聴者達の間で疑問が生じ、ちょっとした炎上騒動へ。謝罪動画を投稿する事態へと発展してしまった。
そして、制作会社である「株式会社Smarprise」の責任者である小沼将馬氏もヤフーニュースのインタビューにて「他のVTuberでは制作にあたって6000万円かけたという話も聞く。富士葵については初期費用など合わせて1000万円はかかっている。」と、衣装や顔などを変更するだけでもかなりの費用が必要になることを説明した。
前のページへ