2018年5月3日に公開されたヒカキンのインタビュー記事が物議を醸している。
内容は「ヒカキンがYouTubeで有名人になるまでのサクセスストーリー」なのだが、その中に当時のヒカキンのブログと照らし合わせると「矛盾する点がある」と話題に。プチ炎上騒動(?)へと発展した。
一体、インタビューにどのような矛盾が生じていたのだろうか。そして、視聴者達の反応は・・・?
「ヒカキン牛丼事件」れでぃおたっくーで取り上げられる【事件の経緯をご紹介】
5月3日、ヒカキンがまだYouTube一本で生活ができていなかった時代のことについてインタビューを受けることとなった。
その記事が過去のヒカキンのブログと「矛盾している」と指摘され、いい話がプチ炎上へ・・・?
ヒカキン牛丼事件の経緯について
今回の事件をざっくりまとめると
・スーパーの社員として働いていた時代、2年間で100万円を貯金すべく節約生活を送っていたヒカキン
・スーパーの社員時代、一切外食など食べたことがなく初めて食べたのが300円少々の牛丼。この牛丼が4年間働いて最初で最後の外食だという。
・ヒカキンの過去のブログでそれと同時期に「寿司を食べた」「焼き肉に行った」など、外食をしていたことが発覚。「矛盾してないか」と指摘を受けることに
・ヒカキン、Twitterにて釈明「仕事の昼休みに外食が初だったという意味」と釈明。「文章全てが載るわけではない」「インタビューって難しい」と口を濁した
因みに、過去のブログについては現在も削除されずそのまま残されている。
セイキンとラーメンを食べに行った話はこちら
上野で焼き肉を食べた話はこちら
回転寿司に行った話はこちら
ヒカキン牛丼事件を取り上げたれでぃおたっくー「虚しくないか」と苦言
この事件に関しては、都市伝説やYouTuberのニュースを取り上げるチャンネル「れでぃおたっくー」でも紹介されている。
動画は先にご紹介したヒカキンがプチ炎上した経緯とたっくー自身の見解・感想を述べるという内容。
最初は事件の経緯をデカキンのビートボックスもどきで紹介するというヒカキンを馬鹿にするような流れだったのだが、中盤~後半にかけての見解・感想では「反論できない立場の人間にドヤ顔で矛盾を指摘して虚しくないのか」「揚げ足取り」と、今回の騒動がどれだけ下らないかということを語っている。
出典:YouTube.com
YouTuberの炎上事件というと、女性問題のスキャンダル・詐欺まがいの集金など事件性のあるものが多い。しかし、ヒカキンに関してはあまりにもそういったスキャンダルがなさすぎるせいか、今回のようなほんの小さなほころびでも拾って炎上させ、話題にしたいと思う人も多いのだろう。
「初の牛丼」の矛盾に対するヒカキンの釈明は?
先にヒカキンがTwitterにて釈明をしたという事をご紹介したが、ここからはヒカキンがTwitterで具体的にどのような発言をしたのかを見ていこう。
全ての文章が載るわけではない
インタビューでは、文章全てが載るわけではなく、誤解を招くことも多いのですが、基本インタビューに書いてある話は出勤日の話で、休日でたまにご褒美でラーメンなども食べてましたね。とはいえ2年目で100万円の貯金も事実ですし、基本嘘つく勇気が無いので話をそこまで誇張したりはしない主義です
ヒカキンのTwitterより抜粋
インタビュー記事というのは、インタビュアーがゲストから聞いた話を読みやすいよう短く纏めて誌面やネット上で公開するものであってゲストが話した全てが掲載されるわけではない。
よく、芸能人が「インタビューでいいこと言ったのに、悪い部分だけ抜粋されていいことを言った部分はまるまるカットされてた」という話を耳にするだろう。
つまり、インタビュー記事というのは「読み手が注目したくなるような部分だけを切り取って紹介する」という形態がほとんどのため話に矛盾が生じてしまう場合があるのだ。
お店や頼んだメニューも忘れていない
まわりは4年間毎日仕事の昼休みに、こんな美味しいもの食べてたのかってこと言いたかったんですよねぇ。毎日これならもっと仕事頑張れたなぁ、なんて思ってウルっと来たんです。今でもどのお店でなんのメニュー食べたかまで覚えています。ただ、今回インタビューって難しいなと痛感しましたねぇ。。。
ヒカキンのTwitterより抜粋
こちらは、牛丼を初めて食べた時に衝撃を受けたという言葉は矛盾していないかという問いかけに対する回答。
最後に「インタビューって難しい」という言葉が添えられているが、インタビューは人の口伝えで作られるいわば「伝言ゲーム」的なもの。そのため受け手の感じ方次第で話が誇張されてしまう場合もあり、インタビュー記事だからといってゲストが言いたかったことの100%が反映されているわけではないのだ。
インタビューをした側もそれで収入を得ているのだから、少しでも話題になるよう感動的な内容にしたいという気持ちが少なからずあるのではないのだろうか。
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