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  • 2019.04.02

【インタビュー】歩乃華 初のミニアルバム「HONO」を発売!歌詞に込められた想いとは

夢の歌手活動に「嬉しい忙しさ」を実感

--2018年6月2日に歌手デビューを発表してから10ヶ月でのアルバム発売になりますが、夢だった、歌手としての活動はいかがでしたか?

歩乃華:最高ですね!(笑)。もともと上京して、今のYouTubeの活動を始めたのも歌手として活動するためでした。

歌手になりたくて、当時流行っていたショートムービーで歌まねを披露していたのが今の事務所のスタッフの目に止まって、YouTubeを始めることになって。

その際にも、歌手活動をさせてくれるならという条件を出してました(笑)

デビュー曲「いらないものはないんだ」で、初の作詞に挑戦

歩乃華:状況が整って、2018年6月に自社のイベント『VAZ RIDE2018』でデビュー発表することが決まって、そこから1ヶ月半でデビュー曲『いらないものはいらないんだ』のレコーディングを行いました。

初めての作詞で戸惑うことが多かった分思い出深い曲になりました。

歩乃華:『いらないものはいらないんだ』を8月に配信するタイミングで、CDを出したいという気持ちが強くなり、その話をマネージャーとしてて、色々とシミュレートしながら「2019年初旬の発売目指して動きましょう」という事が決まりました。

フルアルバムは時間的に間に合わないので、ミニアルバムにしようという事になって・・・。

それでもあと4曲レコーディングしないといけなかったので、収録曲のセレクト、作詞、レコーディング、MV撮影と、やる事が滅茶苦茶多くて(笑)。

忙しくて大変なんだけど、嬉しい忙しさでした(笑)。

「母子家庭」は、母への感謝の気持ちをサプライズ配信

歩乃華:アルバム収録曲をプロモーション兼ねて先行配信しようという事になって、お母さんの事を想って書いた2nd『母子家庭』をお母さんの誕生日にサプライズ配信しました。

お母さんが泣いて喜んでくれて嬉しかったです。ドッキリ大成功でした(笑)。

「好きなんかじゃない」は、事務所イベントで初お披露目!

歩乃華:そして、3rd『好きなんかじゃない』諸々タイミングが重なって、自分の誕生日に配信する事になって。。

『好きなんかじゃない』は18年10月にあった自社イベント『VAZ LAND』のホールイベントで初披露し、ちょっと間を空けての配信になったので、ファンの子達も「待ってた!」という声が強かったですね(笑)

そんなこんなで2018年後半は物凄い勢いで歌手活動してました(笑)。

新曲「行きたくない学校」「空を見てよ」に込められた想い

親友がテーマの「行きたくない学校」

--収録曲は、すでに公開済みの3曲と新たに公開した2曲で構成されています。新曲の『行きたくない学校』『空を見てよ』にはどんな想いが込められていますか?


高校時代の歩乃華さん(出典:Twitter.com)

歩乃華:『行きたくない学校』は親友をテーマに詞を書きたくて、高校時代に過ごした日々を思い出しながら、卒業して就職して、いまはお互いの夢のために東京と大阪で離れて頑張っていて、たまに再会して、昔話して。。という自分の経験が元になっています。

親友のおかげで頑張れている部分がもの凄くあるので、その存在にとても感謝しています。

特に歌詞にもある「行きたくない学校は戻りたい場所になって」という、 “昔は約束してなくても学校に行けば仲間に会える”ということが当たり前だったけど、卒業して、生活が変化する中でバラバラの生活を送るようになり、思い出を大切にしながら未来に向かって頑張る、という部分で共感してもらえると嬉しいです。

思春期の女の子たちへの応援ソング「空を見てよ」


出典:Instagram.com

歩乃華:『空を見てよ』は私自身もそうだったのですが、ファンの子や、リスナーの子には十代の女の子が多くて・・・思春期の頃って、些細な事で気を病んだり、悩みすぎたりいろいろと多感になってしまうと思うんですよね。

だけど、大人になるにつれて、凄く気にしていたコンプレックスとかそういうった事が気にならなくなって来るんですよね。

ついつい孤独に考えがちになってしまうのですが、「何かに行き詰まった時は空を見上げて、自分の気持ちを解放してあげよう」「塞ぎ込んで考えていても何も始まらないよ」、という私自身も経験した悩みを持っている子達の応援ソングになれば良いなと思って書きました。

AUTHOR

瀬戸弘司さんとレペゼン地球をこよなく愛する新米ライターです。 もろに影響を受けやすいタイプ、現在ウクレレ2年生です。