NewTube(ニューチューブ)vol.1は次世代のYouTuberを発掘できる、唯一のイベントだ。チャンネル登録者数1万人から10万人の YouTuberは驚くほど早いスピードで登録者数を増やし、大物 YouTuberになっていく。ファンも一定数いる彼らだが、大半がまだ事務所に所属しておらず、ファンミーティングを開催する術がない。そんな彼らに着目し、ファンとの交流や、ライバルYouTuberと競い合う機会を与えるイベントを企画したのがNewTube実行委員会会長の原子 湧さんだ。初開催である「NewTube vol.1」の魅力と今後の展望についてお話を伺った。
インタビュー「NewTube」実行委員会会長の原子さん
——まずは、原子さんについて教えてください。
NewTube実行委員会の代表、早稲田大学5年の原子と申します。もともとYouTubeが大好きで、ゲーム実況だったり、ヒカルさんや東海オンエアさんの日々の動画だったり、KUNさんのゲーム実況を見ています。本当にそもそもが視聴者なんです。
本職は実は、アイドルの振付師をしているんですけど、それをしつつ、NewTube実行委員会の代表としてイベントを作っている感じです。
——YouTubeはいつから見るようになったんですか?
僕は中学2年生からダンスをやっているんですが、そもそもダンスの入りがYouTubeからだったんです。EXILEさんだったりとかK-popが流行っていたので、そういったダンスをYouTubeで見て真似して踊るところから入ったんです。なのでYouTuberという職業が世間に広まる前からYouTubeはみてました。
NewTubeが人気YouTuberの登竜門イベントになる未来
——そんなYouTuber好きな原子さんが企画した「NewTube」って、どんなイベントなんですか?
NewTubeは次世代のスターYouTuberが出演するイベントです。チャンネル登録者数1万〜10万人のYouTuberは、YouTuberとしてキャリアを積みつつも事務所に入っていなかったりする、丁度よくこれから伸びる人たちです。僕は彼らのことを「NewTuber」と呼んでいます。
NewTubeを新世代クリエイターの登竜門イベントにしたくて、「あの人NewTubeのコンテンツで入賞したんだ!すごいね!」と、イベントに出ることで周りから一目置かれる存在になれるような、、ざっくりいうとYouTuberのM-1を作りたいんです。
——クリエイターが自ら進んで出演したい!って思うようなイベントですね
もちろんそうです。事務所さんにとっても、スターYouTuberの発掘に使っていただける、そういったイベントにしていきたいです。
企画内容としては3つあります。1つは「ランウェイ」。花道をクリエイターが歩いて、視聴者さんが一番近い距離で観れるタイミングです。
2つ目は「フェス」。これはYouTuberの方に時間を与えて、「ステージの上でなんでもしていいですよ」という企画です。例えば、「俺ら歌いたいっす!」とか「私たち踊ってみたやります!」というパフォーマンス系のものから、「ステージの上で5分メイクします!」だったり、せっかくファンの人がいっぱい来ているので「みんなでギネス記録に挑戦したいです」っていうYouTuberらしい企画でも、なんでもありっていうのが「フェス」です。
3つ目が「コンテスト」です。スペシャルゲストから1ヶ月前にゲストのチャンネルからお題が出されて、出演クリエイターにはお題に沿って動画を作っていただき、ゲストの審査点と観客投票でグランプリが決まります。今回は優勝賞金10万円で、審査員特別賞としてゲストとのコラボ権利があります。
——NewTube開催のきっかけとしては何がありますか?
僕が高校3年生の時に読者モデルっていうのが流行っていて、毎週のように読モイベントというのがあったんです。それに(読者モデルとして)出させてもらってました。別に有名でもないし、別にかっこよくもないのにちゃんと会いに来てくださる方もいたりして。
そこでわかったのは、大手事務所で活躍している超有名人じゃなくても、会いたいお客さんはできるんだなと。特にYouTubeの画面の中の人に会いたいっていう人は一定数いると思ったので、「読モイベントのYouTuber版をやろう!」とふと、シャワーの中で思いついたんです笑
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