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  • 2018.07.28

政治系YouTuber・KAZUYAと精神科医・香山リカの論争はいつまで続く?しつこい追及 vs 同情を誘う煽り 終着点の見えない争い

しつこく追及するKAZUYA VS 同情を誘いつつ煽り続ける香山リカの争い

この論争の論点は?

ここまで騒動のポイントをまとめたが、論点は実にシンプル。
香山リカは、KAZUYAの沖縄に関する記事は“沖縄ヘイトデマ”と批判。
それに対し、KAZUYAは“沖縄ヘイトデマ”とする根拠があるなら示してほしい。
根拠があればこれ以上は追及しない。
つまり、香山リカが“デマ”と批判した根拠があるかないか、根本的にはただそれだけだ。

そもそも、保守派のKAZUYAとリベラルの香山リカは、政治的な考えが全く異なるので、議論をした場合に対立するのは仕方がない。
立場の違いによる答えの出ない議論はよくあることだし、どちらが正しいと言い切れるものでもない。
KAUZYAはお互いの考えの違いには触れず、あくまで批判してきた“根拠”を示してほしいと主張。
その一方で、香山リカはKAZUYAの主張は“沖縄ヘイト”であり“デマ”であると認めさせたいように見える。
お互い論点がずれているので、話がこじれてしまったのだろう。

保守派VSリベラルの言い争いがここまで話題になったのは、おそらく香山リカの相手を煽るような発言と同情を引く作戦や、と、KAZUYAの粘着質なまでのしつこい追及とが重なったからではないだろうか。
それぞれのやり方で、自分と同意見の人たちを味方につけようとしているのが垣間見える

香山リカはKAZUYAを煽りすぎ?

KAZUYA視聴者からの突撃を利用して同情を誘う作戦!?

有名人同士のトラブルでは、ファンがこぞって相手方に突撃するということはつきものである。
この件についても、KAZUYAの多数のファンが香山リカのTwitterに突撃
KAZUYAの主張を丁寧にかみ砕いて伝える者もいれば、中にはただの誹謗中傷ともとれる内容まで。
まったく知らない第三者から大量に批判のリプライがくれば、たしかに怖い思いもしているだろう。

しかし…

「恫喝されて怖いんだ?私はチャンネル登録者数ゼロ人なんだ??と絵文字つきで投稿。
わざと同情を誘うようにおおげさに言っているうえ、絶妙に相手を煽る文面である。
これでは、KAZUYAに被害者面していると言われるのも無理はない。

執拗にYouTube動画の公開を要求

香山リカはKAZUYAがYouTubeで非公開にしている多くの動画を公開するように何度も要求している。
不自然なまでに丁寧な言い方をしたり、
“「週刊新潮の記述はヘイトデマと言わざるをえませんが、YouTube でのカズヤ氏の沖縄発言はまごうことなき愛国心に基づいた事実でした」と書けたら最高”
と、まったく思っていなさそうなことまで、とにかく何度も何度も動画公開の要求をTwitterで投稿。
しおらしい態度で、またも同情を誘って味方を増やそうとしているのだろうか。
あまりの不自然さは、完全にKAZUYAやその視聴者を煽っているようにみえる

これはおそらく、
動画を非公開にしている=YouTubeのガイドライン違反(差別的な内容を含む動画)
という仮定にもとづき、公開できないのであればヘイトを認めることになる、もしくは、公開してもまたYouTubeチャンネルがBANされるなら、客観的にもヘイトが証明されることになる、ということを言いたいのだろう。
リベラルの仲間たちに、動画が公開されたら違反報告するように示唆しているようにも受け取れる。

しかしながら、事実としてヘイトかどうかにかかわらず、政治的な発言は反対意見の人たちがこぞって違反報告すればガイドライン違反とみなされるので、それが完全にヘイトだと証明されるわけではない気もするが…