専門家から「デマ」指摘受けイスラム教解説動画を削除
デマ情報の発信に視聴者もがっかり
政治・経済・宗教・歴史など様々なジャンルの知識を発信する「中田敦彦のYouTube大学」だが、2019年12月に投稿した「イスラム教を分かりやすく解説してみた」が専門家ら「デマです」と指摘され、動画を削除したことも。
今回の騒動が大きく報道される以前から中田の動画は「誤っている部分が多い」と指摘されていたことから、イスラム教の解説がデマ認定され一部視聴者からは「またか・・・」とがっかりするコメントが寄せられていたという。
宗教に関する情報は扱いが難しい?
出典:いらすとや
YouTubeでも基本避けられがちなテーマである「宗教」。
中田は「少しでも沢山の人に色々なことに対する興味を持ってもらえるため」という意図で動画を投稿しているのだと思うのだが、宗教については「本を読んだ」「1日しっかりと調べた」という付け焼き刃の知識では語り尽くせない・知り尽くせない深い歴史・教えがある。
また、その動画に悪意がなくとも、そして仮にどれだけ正しい情報であったとしても、信心深い人々にとっては「信者でもない人間がたった数日で得た知識だけで解説をしている」という事自体が不快そのものなのではないだろうか・・・。
NHKでの「責任持った発信が大事」発言も炎上の原因か
NHKで「フェイクニュースと戦う」番組に出演
中田の誤った情報動画の炎上が大きくなってしまった原因のひとつは、NHK「フェイク・バスターズ」という番組内でフェイクニュースに立ち向かう専門家と討論を行う番組の司会者を務めていたことにもあるという。
ネットでの発言に「責任持った発信が大事」発言も
「“つぶやき”って言葉は本当に良くない」と、タレントの中田敦彦さん。#フェイクニュースだった pic.twitter.com/ExvA02FN2q
— NHK「クローズアップ現代+」公式 (@nhk_kurogen) March 4, 2019
また、2019年3月にはクローズアップ現代のインタビューにて、ネットでの発言について「責任を持って発信することが大事」と発信していたこともまた「言っていることとやっていることが全く違う」と、大炎上の燃料となってしまったようだ。