株式会社リコーが、日本赤十字社神奈川県赤十字血液センターおよびKizuna AI株式会社と共同し、リコーの立体投影装置上で「Kizuna AI」が動き出す献血プロモーションイベントを2021年7月28日から30日までの3日間、横浜駅東口クロスポート献血ルーム(横浜市西区)にて開催することを発表した。
また、本日より来場予約の受け付けを開始するとのこと。
「WARPE(ワープイー)」上にKizuna AI登場
「Kizuna AI」のオリジナルポストカード(イメージ)
今回開催されるイベントでは、献血ルームへの来場時に、リコーが開発中の立体投影装置「WARPE(ワープイー)」上に、世界的に人気のあるバーチャルタレント「Kizuna AI(キズナアイ)」が登場し、現実とバーチャルが融合した1分間程度の立体映像視聴体験をすることが可能だ。
(左)「WARPE」コンセプトデザイン (右)「Kizuna AI」の立体映像(イメージ)
また、献血終了後には、リコーのプロダクションプリンターRICOH Pro C7200Sシリーズのスペシャルカラートナーを使って印刷した、「Kizuna AI」のオリジナルポストカードのプレゼントもあるようだ。
こういった形で来場者に「Kizuna AI」を通じて、命を救う活動への感謝の気持ちを伝えることで、継続的な献血につなげることを目指しているのだという。
イベント概要及び申し込み方法について
・実施期間:2021年7月28日(水)~30日(金)
・実施場所:横浜駅東口クロスポート献血ルーム(横浜市西区高島2−13−2 横浜駅前共同ビル7階)
・来場予約:献血Web会員サービス「ラブラッド」(https://www.kenketsu.jp/Login)より予約
※献血が初めての方は、予約専用電話0120‐80‐9995(平日9~17時)にご連絡ください。
※ご来場時には、日本赤十字社の「新型コロナウイルス感染症への対応等について」をご確認ください。https://www.jrc.or.jp/donation/blood/news/201223_006488.html(日本赤十字社のサイト)
WARPE:003 映像投影技術・利用用途イメージはこちら↓
若い世代の関心惹く目的
血液は長期保存ができないことから、常時、安定的な献血量が必要なのだが、コロナ禍での外出自粛などにより、献血に訪れる人が減少しており、特に平日の来場者の確保が課題とされている。
また少子高齢化の影響などもあり、神奈川県赤十字血液センターにおける2020年度の10代から30代の献血者数は約10万7千人となっており、10年間で約25%減少しているのだという。
長期的に安定的な献血者を確保するためには、若い世代の献血意欲の向上が長期的な課題なのだ。
そこで今回「WARPE」と「Kizuna AI」は、この課題を解決するために、先端テクノロジーを使った実証実験をボランティアで行うことにより、これまで献血に関心を持たなかった若い世代に興味を持ってもらうためのきっかけを作り、献血の安定供給に貢献することを目指していくようだ。
◆関連サイト
「WARPE」ブランドサイト | https://warpe.ricoh/ |
神奈川県赤十字血液センターのサイト | https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/kanagawa/index.html |
Kizuna AIオフィシャルWebサイト | https://kizunaai.com/ |
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