作品のキャラクターへの愛を感じるとある男子の絵も
入口から向かって正面の壁に展示してあった作品は「コンタクトの1日の消費量えぐい系男子」だ。まるで宇宙人のように、いたるところに目のある”男子”が描かれている。
色遣いやその容姿からは只者ならぬ存在感を感じられるが、”男子”とネーミングすることに、彼への愛情を感じた。
「他人から見たら気持ち悪い宇宙人かもしれない。でも本人にとってはただの男子なんだよ」というメッセージが込められているのではないだろうか。
また、へきほーさんがちんちんアートと同じく昔描いた源氏物語絵巻「蛍」も展示されていた。
所狭しと並ぶ「芸術家へきほー」の魅力が発揮された作品
そして入り口から向かって左側の壁には、木版に大きく「肉」と書かれた作品が。「肉食いてええ」というへきほーさんらしい理由から書かれた作品なんだとか。
また、モチーフと色合いによって欲望が上手く表現された「焦欲」というタイトルの作品も。
他にもへきほーさんの「芸術家」としての魅力が発揮された作品が所狭しと並んでいた。
いつものYouTuberへきほーではなく、芸術家へきほーとしての彼の「等身大」を知ることのできる素敵な個展だった。
祝個展開催!へきほーさんにインタビュー!あの噂や芸術についても
ーー今回の個展についてのことだったりとか、騒動について、ファンの方からも疑問があるので、個展のことを中心に何点かご質問させていただきます。
ーーまず、単独個展の開催おめでとうございます!
ありがとうございます、恐縮です。
ーーファンの方の間で「書道の師範代なのではないか」という噂があるんですけど、それについては?
師範代というか、免許ですよね。「全然教えていいよー」みたいな免許は持ってます。
ーー芸術面では、誰かに習ってできることではないと思うんですけど、どういう所から発想を得たんですか?
どういうところなんすかねえ。ずっと昔…中学校とか高校の時に落書きしてたんで。
ーーえー!落書きから?
もうずっと延長すね。同じような絵ずっと描いてたんで。
そっから引きこもったりしてたんすよ、20歳すぎくらいから…まあ、2年くらいですか。そんな時に描いてたらこんな感じになっちゃいましたね(笑)
ーー(笑)何か色遣いとかも独特ですよね?
段々気持ち悪くなってきて(笑)
ーー病んでこの色遣いになったという事なんですね。
そうですね、はい。