YouTubeだけでなく、昨今はテレビ・映画出演などでネットユーザーだけでなく一般層にも名が浸透し「トップYouTuber」として多くの人々から注目されているヒカキン。
活動歴は2020年時点で約10年と非常に長く、登録者はメインチャンネルである「Hikakin TV」だけでも約790万人。これだけ多くの人々から活動を見られているにもかかわらず、これまで活動に支障をきたす程のスキャンダラスな「大炎上」は一度もないという聖人君子のような人物である。
果たして、ヒカキンは何故多くの人々に注目されながらもこれまで殆ど好感度を落とさずに活動を続けてくることができたのだろうか。これまでの活動を振り返りながら、ちょっぴり真面目に考えてみた。
「日本のトップYouTuber」ヒカキン
実はヒカキンはもう「トップ」ではない?
ヒカキンと言えば「日本のトップYouTuber・日本一のYouTuber」という肩書きで紹介されることが多い印象にあるのではないだろうか。
出典:youtube.com
しかし、実際はヒカキンは現在YouTube Japanのトップではなく、現在登録者を公開している中で一番多くの登録者数を抱えているのは、ヒカキンと同じくUUUMの古参YouTuberである「はじめしゃちょー」。
メインチャンネルの登録者数は、ヒカキンの約791万人よりも40万人程上である約833万人を獲得しており、2016年より日本一のYouTuberの座はヒカキンではなくはじめしゃちょーへと渡っていたのである。
しかし、それでも尚ヒカキンは様々なメディアで「トップ」「日本一」と言われ続けている。果たして、その理由は一体・・・?
「トップ」の理由は数字ではなく「好感度」にあり!?
出典:twitter.com
はじめしゃちょーよりは少なくはあるが、ヒカキンが人気YouTuberの中でも頭一つ・二つ分飛び越えたモンスタークラスの超人気YouTuberであることは間違いない。
恐らく、ヒカキンが今でも「トップYouTuber」と言われ続ける理由は登録者数などの数字ではなく、彼のブレない活動スタイルにより「好感度が全く下がらず、支持率が高い」ということが関係していると考えられる。
ここからは、ヒカキンが現在もYouTube Japanのトップであり続けている要因のひとつである「好感度が下がらない理由」について考えていこう。
何故?どうして??ヒカキンの好感度が下がらない理由
理由①「大炎上事件を起こしたことがない」
これまでヒカキンは、一部視聴者に誤解を招くような小さな炎上は何度か起こしてきたものの、スキャンダルや警察沙汰の事件などによりファンからの信用を失ってしまうような「大炎上」を起こしたことは一度もない。
他のYouTuberと比較するのはナンセンスかもしれないが、長く活動を続けているYouTuberで大炎上事件を起こしたことがない人物は非常に珍しいと言えるのではないだろうか。
出典:www.irasutoya.com
登録者数の多いYouTuberにはアンチがつきやすく、Twitterでの過去のつぶやきや動画での細かな発言などからボロを探し無理やり炎上させられるということも多い。
しかし、それでもヒカキンが好感度がガタ落ちするレベルの炎上をこれまで殆ど起こしたことがないということは、アンチが「大きなボロを見つけ出すことができなかった」ということに繋がるのではないだろうか。
►ヒカキンってどんなことで炎上したの?:こんなことで炎上!?2018年版 ヒカキンの炎上総まとめ!
理由②「常に低姿勢で有り続ける謙虚さ」
彼がこれまでに大きな炎上を起こしてこなかった理由、そして好感度が上がり続けている理由は、有名になってもいつまでも謙虚な姿勢を忘れないという「初心忘るべからず」という精神にもある。
↑ミュージックステーションには、兄セイキンとともに5度の出演を果たしている
人気YouTuberの中でも特にCMやテレビ番組など他メディアへの出演が多いヒカキン。しかし、それでも彼は「大物」を気取ること無く、これだけ「超」の付くほどの有名人になった今でも「一般人代表」としてテレビに出演しているとのこと。
僕がテレビ出演すると、『友達がテレビ出てるみたいで見てて緊張する』とか『身近な感じがするから見ててなんか心配』と、今も変わらず言われます。僕は未だに自分を芸能人とは思わないし、そこがYouTuberの良いところだとも思ってるので、今後も一般人代表で頑張ります?? pic.twitter.com/8ae8Vol8WW
— HIKAKIN?ヒカキン 【YouTuber】 (@hikakin) January 15, 2019
YouTuberはいくら有名人になったところで視聴者の認知は「人気者以上芸能人未満」。そのため、YouTuberはテレビで活躍するタレントよりも「謙虚・誠実さ」といった内面が重要視されることとなる。
ある時期を堺に超高級な購入品を紹介する動画が増え、一部では「金持ちアピールがうざい」など批判の声もあるが、それでも尚人気が低迷すること無く安定した視聴者数、そして注目度を保っていられるのは彼が常に「影響力の強い人間である」ということを意識し、誠実・真摯な態度で動画撮影に挑んでいるからであると言えよう。
►ヒカキンが購入した超高級品をまとめてみた!:ヒカキンTVで紹介された高額商品ランキング!【スネキン】
理由③「ちびっこ達のヒーロー ヒカキン」
ヒカキンの高感度が下がらない、最大の理由はコチラ↓
2014年 イベントでの様子(出典:twitter.com)
彼の一番の支持層である、中学生以下の子供視聴者を蔑ろにせず「子供ファースト」の精神を忘れないという活動スタイルである。
活動初期の頃は「子供だまし」「変顔が生理的に受け付けない」など、大人視聴者から散々な批判を浴びせられていたヒカキンだったが、子供からの人気やヒカキンの子供ファンに対する対応の良さが見え始めてからは、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)をはじめとするネット掲示板などで「子供を笑顔にして食う飯はうまいか」「やヒ神(やっぱりヒカキンは神)」など、徐々に称賛の声を浴びるように。
また、現在もヒカキンは一番の応援団である子供たちへのサービスは欠かすことなく
オリジナルアニメ「グラサン泥ボーヒカキン」のスタートや・・・
大ファンのちびっ子にサプライズで会いに行ったり・・・
難病の子供達へぬいぐるみを送ったり・・・
様々な形で子供たちを喜ばせる「ちびっこ達のヒーロー」として活躍中!
何年にも渡り「そろそろオワコンか」と言われてきたヒカキンだが、日本から子供がいなくならない限り彼にオワコン期が訪れることは無いのではないだろうか・・・。
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