独特な世界観を歌で表現し、特徴的な声やその風貌までもが人気となっている、米津玄師。今回はその米津玄師の4thアルバムとして2017/11/01に発売された『BOOTLEG』について、アルバム情報や収録曲、ちょっと気になる曲名の読み方やおすすめ曲についてもお届けしよう。
米津玄師4thアルバム『BOOTLEG』とは?収録曲/読み方も
2017/11/01発売の米津玄師4thアルバム『BOOTLEG』
2017/11/01にソニー・ミュージックレコーズから発売された、米津玄師のメジャー3枚目、通算4枚目のアルバム『BOOTLEG(ブートレグ)』(特設ページはコチラ)
初回限定版として、CDのほかに特典の付いた『ブート盤』(12inchのアナログ盤ジャケット、アートイラスト、ポスター、ダミーレコードがセットとなっているもの)と、CDとDVD(「LOSER」「orion」「ピースサイン」のMVとワンマンライブで披露した「ゆめくいしょうじょ」のMVが収録)がセットになった『映像盤』が販売された。
価格はそれぞれ、通常3,000円・ブート盤が4,500円・映像盤が3,700円となっている。(※表記は全て税別額です)
米津玄師のアルバム『BOOTLEG』の収録曲は?
(http://reissuerecords.net/special/bootleg/)
『BOOTLEG』収録曲一覧(動画が公開されているものはタイトルにリンク有り)
- 1.飛燕
- 2.LOSER
- 3.ピースサイン(TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」OP)
- 4.砂の惑星(+初音ミク/「マジカルミライ2017」のセルフカバー)
- 5.orion(TVアニメ「3月のライオン」ED)
- 6.かいじゅうのマーチ
- 7.Moonlight
- 8.春雷
- 9.fogbound(ゲスト参加:池田エライザ)
- 10.ナンバーナイン(「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術~」のイメージソング)
- 11.爱丽丝
- 12.Nighthawks
- 13.打上花火(アニメーション映画「打ち上げ花火、下から見るか?上から見るか?」主題歌セルフカバー)
- 14.灰色と青(ゲスト参加:菅田将暉)
米津玄師の4thアルバム『BOOTLEG』にはシングル4曲のほかに、映画『打ち上げ花火、舌から見るか?上から見るか?』の主題歌のセルフカバー、ハチ名義の描き下ろし曲のセルフカバーを含めた全14曲が収録されている。収録曲の中に池田エライザと菅田将暉がゲスト参加しているのも、今回のアルバムの大きな魅力だ。
ちょっと気になる『BOOTLEG』収録曲の読み方や意味
米津玄師さんのニューアルバムのBOOTLEGを買って早速聞いてる
控えめに言ってカッコよすぎー
でも、アルバムの読み方がわからない、、、 pic.twitter.com/tFFN0V7kuI— ういろう (@uirotouguisu) 2017年11月1日
そういやBOOTLEGの11曲目?て読み方よくわかってなかったんですけどアリス?でいいの?
— はかるみけ (@damy__cat) 2017年12月20日
『BOOTLEG』収録曲に関する意見として、こういった「読み方」に関する疑問が多く見かけられた。
画面の前のあなたはタイトルを全て正しく読めるだろうか?そんなちょっと気になる、読みづらい収録曲タイトルの読み方や意味を、曲の補足とともにいくつか解説していこう。
- ◇飛燕(ひえん):飛んでいるツバメを意味し、モチーフとなったのはあの宮崎駿作品「風の谷のナウシカ」だそうだ。
- ◇LOSER(ルーザー):意味は敗者。MVで披露される米津玄師のダンスが人気となっている。
- ◇ピースサイン:ピースサインは本来、勝利のアピールを行うもの。楽しさや親愛の情という意味も。有名なアニソン「Butter-Fly」から影響を受け、王道的なロックサウンドになっている。
- ◇春雷(しゅんらい):春に鳴る雷を意味している。春の到来を告げる雷ともいわれている。
- ◇Fogbound(フォグバウンド):タイトルは「霧が立ち込めた」と日本語訳される形容詞。
- ◇爱丽丝(アリス):表記は中国語簡体字、米津玄師が友人の作ったタトゥーシールから影響を受けたようだ。
- ◇Nighthawks(ナイトホークス):絵画『ナイトホークス』から取ったタイトルで、BUMP OF CHICKENとRADWIMPSへのオマージュ曲となっている。
いくつか挙げてみたが、いかがだろうか。ちなみにアルバムタイトルの『BOOTLEG』も読み方が分からないという声が多かったが、読み方はブートレグで、海賊版などを意味しているようだ。
米津玄師のアルバム『BOOTLEG』に対する反響は?
この『BOOTLEG』は、クロスフェード公開時から曲に対してかなり好評で、コメント欄が荒れたりすることなく批判などもほぼ見かけられない。
むしろ「これでもっとファンが増えてほしい」という意見や、実際に前から米津玄師の曲を気になっていた人が、聞き始めるきっかけになったという意見も多く見かけられた。
前から気になってた米津玄師さんのlemonとbootlegをレンタルしてやっと聴いてみたんだけどロックでもないしポップスでもないしなんか凄く不思議な世界観でめちゃくちゃ引き込まれる。こういうその人にしか出せない独特な世界観凄く好きだなぁ〜
— 蛍 (@NRNL_hotaru) 2018年9月20日
米津玄師の「BOOTLEG」を、延々とリピート。
誰かと一緒だったら出来ないくらい、延々と。
めっちゃ好き。
耳に染み込んで、脳内で自動再生されるようになるまで聴き続ける。— きぬっち (@kinucchi9898) 2018年9月20日
ほかにも、米津玄師の曲の中で好きなものを挙げようとすると、どうしても『BOOTLEG』に収録されている曲ばかりになってしまう人も多い様だ。
『BOOTLEG』は、それだけ人気な曲が詰め込まれたアルバムなのである。
今のわたしの米津玄師ベスト10
1 .春雷
2 .Lemon
3 .flowerwall
4 .アイネクライネ
5 .メランコリーキッチン
6 .ピースサイン
7 .orion
8 .飛燕
9 .アンビリーバーズ
10.viviどうしてもBOOTLEG多め
中盤から下は順不同— ななめようこ (@nanameyoko44) 2018年9月19日
米津玄師4thアルバム『BOOTLEG』おすすめ曲3選
今回紹介したアルバム『BOOTLEG』に収録された14曲の中でも特におすすめな曲を3曲ほど選んで紹介していこう。
①『灰色と青』(菅田将暉ゲスト参加曲)
取り戻せない青春時代を歌ったような歌詞の『灰色と青』は、サビのあたりで懐かしさとどこか切なさが溢れだしてウルッとくる、そんな曲。天才的な才能の持ち主・米津玄師と驚異的なイケメン・菅田将暉の素敵すぎる相性の良さが、歌にもPVにも現れている。
LOSERなどの有名曲が伸びがちだが、この曲の動画も実は7000万再生を超えており、1億回再生目前の曲として注目されている。
7、通学・通勤中聴きたい曲
【 米津玄師 / 灰色と青( + 菅田将暉) 】電車の中で聴くのがおすすめ
毎日変わらない景色を眺めながら聴くと今日もがんばろって思えるhttps://t.co/xMSvkzdZZG— Яui (@Rui_chocomint) 2018年7月19日
朝方、通学途中の電車や、雨の日の通勤途中に聴くのがおすすめな曲だ。
②『ピースサイン』(アニメ『僕のヒーローアカデミア』OP)
米津玄師のおすすめ曲として名の上がりやすい『ピースサイン』は、いつもの米津玄師らしさと、米津玄師っぽくない王道ロックなメロディが共存している名曲である。ちなみに『僕のヒーローアカデミア』とのコラボMVもYouTubeに上がっており、そちらも素敵なのでぜひ見て頂きたい。
►ピースサインについての関連記事はコチラ:米津玄師の人気曲『ピースサイン』の気になる歌詞は?YouTubeでの様々なカバー動画も紹介!
独特すぎず、かつ歌いやすいメロディの曲であるため、はじめて米津玄師の曲を聴くという人には断然この曲をお勧めしたい。
③お洒落なラブソング『春雷』
他の有名曲よりは周知されていないが、ファンが米津玄師を惚れ直すほどの名曲『春雷』は、最近米津玄師好きになった、という方にも是非一度聴いていただきたい曲の一つ。
どうやら曲の歌詞が「同性間の恋愛」「身分差恋愛」を連想させるようだが、それもひっくるめてこの曲を一言で言えば「お洒落なラブソング」といったところだろうか。
もう聴いてるかもしれませんが「春雷」おすすめです!
歌詞はもちろん、テンポ感とかリズムがハマります(OvO)— 一葉 (@CmGis) 2018年9月10日
イントロから心をつかんでくる上に、テンポやリズムも最高、更にサビにも中毒性がある『春雷』は、歌詞の言葉のセンスも尋常じゃないと話題になっており、まさに米津ワールド全開の曲であるといえよう。
►他米津玄師おすすめ曲のランキングや歌詞についてはこちら:【アイネクライネ】米津玄師の人気楽曲ランキング!MV/歌詞もご紹介!【Lemon】