キッズ向け動画を配信する「キッズライン」が、先日ヒカキンの登録者数を抜き話題となっている。現在キッズラインへの批判の原因となっている、登録者や再生回数の買収・不正問題について調査してみた。
キッズラインがヒカキンの登録者を抜かし不正疑惑浮上!
ヒカキンが謎の「キッズライン」に登録者数を抜かされ王座転落!?
2018/09/25によりひとのサブチャンネルで公開された「【ヒカキン王座転落】登録者を買収疑惑で荒れまくるwww」で、ヒカキンが「キッズライン」という謎のチャンネルに登録者数を抜かされたという騒動が取り上げられた。
►キッズラインについての詳しい記事はコチラ:キッズライン♡Kids Lineこうくんねみちゃんの年齢/両親の仕事/海外移住についてご紹介!
「キッズライン」は子供向けの動画を配信しているYouTubeチャンネルであり、出演者も子供で、まさに「キッズ」用のチャンネルだ。そんなチャンネルがあのヒカキンの登録者数を抜いたことで、注目を浴びている。
(https://youtu.be/BTH_6w562Ds)
以前からこの「キッズライン」は存在していたようだが、ターゲットが低年齢層なだけに知名度は少なかった模様。
キッズラインなんて名前聞いたことすらないのにチャンネル登録者数がヒカキン越えってマジかよ
— スタップサイボーグ (@QnoVnoCji) 2018年9月26日
しかし今回ヒカキンを抜いたことでかなり注目され、現在はこの登録者数が本物なのかどうかという点が疑問視されているのだ。
キッズラインの登録者買収疑惑が浮上!疑惑の原因は視聴回数?
キッズラインっていうYouTuberがヒカキンさんの登録者を抜いたって聞いたから動画見てみたら再生回数とか評価数おかしいww昨日の動画のそれぞれのチャンネル比べてみたら…やばすぎるだろwwこれ明らかに登録者買ってるやんwこれで日本のYouTuber2位は許せないわ pic.twitter.com/Ee98xq5AHX
— カノユウ先生 (@dorimusukai) 2018年9月23日
今回最初に疑問視されたのは、「キッズライン」の動画の視聴回数や評価数がヒカキンより少ないのにも関わらずヒカキンの登録者を抜いているため、登録者を買収しているのでは?という点であった。更に現在は、批判が殺到し登録者数を非表示にしたことで更に疑惑が高まっている。
そして動画の再生回数に関しても、ヒカキンより少ないの登録者数が多いのはおかしいと言われていたのだが、その後、逆に「再生回数が多すぎる」動画も発見され不正疑惑が強まっていた。
こちらがキッズラインの人気動画の一部なのだが、なんと再生回数が1億を超える動画が存在するのだ。
(https://www.youtube.com/user/runway19co/featured)
こういった点が原因で、登録者を買収していたり視聴回数に関しても不正をしているのでは、という疑惑になっているようだ。
ヒカキンを抜かしたキッズラインの不正疑惑の謎に迫る!
有り得ない視聴回数は不正でなく視聴者層の問題という可能性大
一般的な大人の視聴者であれば、このチャンネル(動画内容含む)で1億以上の再生というのは「有り得ない」と感じるだろう。しかし、一部の視聴者は不正だと思いもせず、むしろ当たり前に感じるレベルなのだ。それはこのチャンネルが「完全にキッズ向け」だからである。
一般的な学生~社会人の視聴者には分かりにくい感覚だが、キッズの中でも小学生低学年からそれ以下の子供(主に未就学児)は『気に入った動画を何度も何度も繰り返し見る』のだ。それは大人が気に入って2,3回見るとかいうレベルではない。
キッズラインの動画ごときがなんで2億再生も行くねんって議論が巻き起こってるからマジレスすると、キッズ(ここで言うキッズは3〜9、10歳程度としましょか)は気に入った動画は同じのを何回も何回も毎日見る性質を持ってるからあーゆータイプのYouTuberは再生数とか買わんでも余裕で2億とか行く
— りんりんbot@バーチャルツイ廃?お餅 (@SSS_910_) 2018年9月23日
それを目の当たりにしている保護者からすれば「キッズライン」は、ヒカキンのように大人から子供まで幅広いターゲットに向けているわけではなく、完全にキッズ向けのチャンネルであるため「再生回数1億回」なんて可能性として十分にあり得ることなのだ。
キッズライン(YouTubeの方)が不正をしたとかなんとかで炎上したらしいけど、キッズライン、トイキッズ、アニメキッズ、かんあきちゃんねる、あの辺を無限再生してる親としてはヒカキン並の登録者数あってもなんら不思議に感じないし大変お世話になっておりますという感想しかないのだが……
— みついし@シェアオフィスで出張ネイル (@3_2_1_4) 2018年9月26日
それぞれの視聴者(キッズ)が気に入った同じ動画を何度も見ているのであれば、有り得ないほどの再生回数に比べて評価数が少ないこと、動画によって再生回数に落差があることも頷ける。
ツイッターのフォロワーが少ないのも「視聴者が子供だから」
視聴回数に落差があるのに、登録者数がヒカキンを超え、更に問題となっているのが「ツイッターのフォロワー数」だ。
この比例差はなにwwwwww登録者買収して食うメシはうめえか?www#キッズライン pic.twitter.com/7JJGE8jtwP
— いはちん? (@ihachin0106) 2018年9月26日
そう、キッズラインのツイッターは、ヒカキンよりも圧倒的にフォロワー数が少ないのだ。これも一般的な視聴者からすれば、フォロワー数がこんなに少ないのにヒカキンを超えるのはおかしい、と思うだろう。
だが、先ほどの話を踏まえもう一度考えてみて頂きたい。視聴者層は「キッズ」なのだ。
キッズラインがフォロワー少ないのは普通に年齢層が低いからだろ。
— かいめいしたいです (@ql0of) 2018年9月26日
YouTubeは保護者がキッズ向けの動画として選んで見せていたとしても、スマホを持たない子供や、キッズラインの視聴回数を一番高めているであろう未就学児は、ツイッターを見ないだろう。そう考えると、ただ単にキッズライン視聴者はYouTubeの動画は観るものの、年齢層の問題でキッズラインのツイッターを見ていない・フォローしていないだけなのだ。
となると、この数字を見たところで不正であるとは言い切れないのである。
そもそも売買できるレベルを超えているとの声も
今回の「登録者買収・再生回数不正疑惑」についてこんな声も上がっている。
キッズラインは不正じゃないと断言出来るな。そもそも600万人とか、2億再生とか売買できる数じゃない。売買できる最高が、10万人50万再生ぐらいだから。
予想としては不審者の極みとかと同じで、外人の動画のおすすめに出てきてるとかかな。YouTube上での外国と日本の規模は桁違い。— COMさん (@COM_aGj) 2018年9月26日
キッズラインの仕組みは簡単。
−おもちゃ動画系は小さい子供しか見ない。
−外国人の小さい子供も見る
−低評価が多いのは、小さい子は見るだけで高評価押さない、一方煽りに来た連中軒並み低評価
−外国のそういう系も低評価が多いがチャンネル登録は多いので自然じゃなくて?
— シュバ (@shuba_tyan) 2018年9月26日
確かに「登録者や再生回数を買収できる」という事実が有り得ることは知っている方も多いだろう。しかし「いくらで買収できるのか」「何人くらいまで買収できるのか」まで知っている人はさほどいないのではないだろうか。
(https://youtu.be/BTH_6w562Ds)
実際のところ売買できる数などについての詳細は語る人によってばらつきがあるだろうが、もし可能だとしても登録者600万人・視聴回数1億回レベルを買収するとなると、並大抵でない金額がかかることになるだろう。そこまで不正をしていればどこかでYouTubeに見つかる可能性もあり得る。
果たして、出演者である子供の顔出しもしているキッズラインはそこまでの事が出来るチャンネルなのだろうか?
現時点では既に「登録者数を買収した」と言う体で批判が集まっている。確かに今回の件に関し「絶対に買収していない」とは言い切れないが、疑問を感じている方はもう一度よく考えなおしてみてはいかがだろうか。