【第6位「SankeiNews」】テレビよりもネットの時代到来か
第6位は、産経新聞が運営するチャンネルから配信された「【ライブ】新元号「令和(れいわ)」を発表」。後出しのニュースではなく、会見の様子をリアルタイムでライブ配信したことが、視聴者を集めた要因となったと思われる。
テレビでも生で報道していたにもかかわらず、YouTubeでライブ配信を見ているユーザーが多いということからも、テレビよりもネットを身近に感じている層が増えてきていることを改めて考えさせられる。
ニュースを見る若者が増加
ここまでのランキングでも分かるように、きちんとしたニュース動画が既に2本ランクインしていることから、ニュースに関心を持つ若者はこれまでよりも増加傾向にあるといえる。
ただし、気軽に情報を発信できるようになってしまったことから誤った情報が出回る危険性も懸念される。これからは新聞社やテレビ局が正しい情報を随時ネットに拡散し、偏った報道・誤報を未然に食い止めることが当面の課題となりそうだ。
【第5位「織姫KenT♂」】YouTubeの仕組みが分かるからこそ面白い動画
第5位の動画は織姫KenT♂の「【令和】新元号を適当に予想します」というわずか31秒の動画。
YouTubeは動画投稿日がアメリカ・カリフォルニア州が基準となっているため日本では投稿日の1日前の日付が表示される仕組みになっている。そのトリックを使い、彼はあたかも3月31日(実際に投稿したのは4月1日)に令和をドンピシャで予想したように見せるというジョーク動画を投稿した。
炎上しやすい時代へ
しかし、その仕組みを知るYouTubeユーザーから「嘘をつくな」と大バッシングを受け、彼の動画は2万以上の低評価が付けられ大炎上する事態に。
タグにもしっかりと「エイプリルフール」があるにも関わらずの大炎上。最近はちょっとした言葉使いの間違いからも炎上するという、冗談の通じにくい時代となってしまった。