日本YouTube界の『顔』的存在と言えるトップYouTuberのヒカキン。
現在、子供たちの間では彼のことを知らないという方が珍しいと言えるほどの社会現象を巻き起こした人物だと言えよう。
今回は、彼が何故ここまでの人気者になることができたのか、彼の動画を見ながら徹底検証!
最近人気が低下しているという噂についても、じっくりと深掘りしていこう。
ヒカキンが人気になった理由を徹底検証!
では、まずはヒカキンがここまでの有名人にまでのし上がった理由を考えていこう。
日本YouTuberの「先行者」ヒカキン
出典:Twitter.com
皆さんは、日本のYouTuberといえばどんな動画を想像するだろうか。
一番に挙がるのはやはり『使ってみた』『食べてみた』『開封してみた』などの『商品レビュー』だろう。
その商品レビュー動画をメジャーなジャンルとして確立したのが彼、ヒカキンなのだ。
※日本最初の動画レビュアーはジェットダイスケである
当時、スーパーで数年間社員として働いていたヒカキン。
誰よりも最新の商品知識を持っていたことを武器として、商品レビュー動画を投稿し始めたそう。
現在はもう『定番』となってしまったジャンルだが、当時はヒカキンと極小数の投稿者しかこういった動画を投稿していなかったこと、そして当時まだ顔出しで動画を投稿していたYouTuberが殆どいなかったという2点から、物珍しさでヒカキンの動画を視聴するユーザーが少しずつ増えていくことに。
スター・芸能人とのタイアップ企画
そして、ヒカキンと言えば商品レビューの他にも『ヒューマンビートボックス』という最大の武器を持っていた。
ヒカキンが人気になったきっかけである『Super Mario Beatbox』は現在4千万回以上の再生数を獲得。
動画を投稿した当初は日本よりも海外での人気が高かったため、海外のニュースや新聞で取り上げられることが多かったヒカキン。
そのため、最初は日本人よりも海外のアーティストとのコラボ・タイアップがとても多かったのだ。
更には、日本でも誰もが知る大スターであるエアロスミスやアリアナ・グランデとのタイアップまで実現するほどの有名人に。
特にエアロスミスとの共演からヒカキンの知名度は爆上げ。
『エアロスミスのライブにゲスト出演したすごい日本人』という話題を聞いてヒカキンの動画を見るようになったという視聴者・ファンも多いのではないだろうか。
何故ヒカキンの支持層は小学生ばかりなのか?
出典:http://matomemax.blog.jp/archives/9420444.html
エアロスミスとの共演から、爆発的な人気を得ることとなったヒカキン。
しかし、その割には支持層は何故か小学生などの子供に偏りがちで多くの大人層からは『くだらない』『面白くない』とあまり反応は良くない模様。
最初はビートボクサーとして大人層から支持を受けていたヒカキンだが、何故現在はキッズ向けYouTuberへと変化してしまったのだろうか?
理由その①『子供でもわかりやすい言葉のチョイス』
では、まずはこちらの動画をご覧いただこう。
こちらは、ヒカキンが現在のように安定した動画再生数を獲得できるようになり始めた頃の動画である。
実は、このあたりからタイトルには英語を使用しているものの、動画内容は日本人向けへ完全移行(最初の方は、英語と日本語を使って動画を撮影していた)しているのだ。
更に、紹介する商品も漫画やゲームなどを題材とした子供が親しみやすいものが増えてきている。
そして、一番の注目すべきポイントは『言葉のチョイス』。
難しい表現は一切使用せず、子供でも分かるような『甘い・美味しい』などのシンプルな言葉を使うことが増えてきたのだ。
理由②子供が大好きな変顔を連発!
そして、やはりヒカキンと言えばこちら↓
出典:https://matome.naver.jp/odai/2142592340275331601
出典:YouTube.com
そう、彼の一番の得意技である変顔である。
しかも、ただの変顔ではなく『顔芸』と言われるレベルの大変インパクトが強烈なもの。
大人の中では少々不快に感じるという方もいるようだが、子供は言葉を巧みに使った高度なジョークよりも、見るだけでシンプルに伝わる変顔のほうがよっぽど面白いのだ。
実際、ヒカキンのことを『下らない』と言っている大人たちも、小学生ぐらいの頃はこんな変顔でも腹を抱えて笑っていたのではないだろうか・・・?
ヒカキンは『クラスの人気者』!
簡単な言葉、そして変顔など、そんなシンプルな面白さが、ヒカキンが小学生を中心とした子供たちから人気を集めている大きな理由であるといえるだろう。
子供たちにとって、ヒカキンは『面白い大人』というよりも身近に感じることができる『クラスの人気者』的な立ち位置なのだ。
YouTubeで本格的に活動をするようになってからは、現在まで全くブレることなく自分のスタイルを貫いてきたヒカキン。
その『ブレないスタイル』も、子供たちから人気である理由の一つだと言えよう。
前のページへ